ホーム / 関数 / Excel 四捨五入・切り捨て・切り上げ(ROUND)
数学 Excel + Google スプレッドシート

Excel 四捨五入・切り捨て・切り上げ(ROUND)

単価を四捨五入したい、小数点以下を切り捨てたい、料金を切り上げたい——そんなときに使うのが ROUND・ROUNDDOWN・ROUNDUP です。静的な例題のあと、単価列を整数に丸める練習ができます。

ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN の一覧

=ROUND(A2, 0) · =ROUNDUP(A2, 0) · =ROUNDDOWN(A2, 0)

四捨五入・切り上げ・切り捨てでよく使うのがこの3つです。ROUND は四捨五入、ROUNDUP は常に切り上げ、ROUNDDOWN は常に切り捨て。下の基本例題は ROUND から始め、続く節で ROUNDUP・ROUNDDOWN を示します。

1 ROUND(数値, 桁数)
必須

指定した桁数に四捨五入します。0 なら整数、2 なら小数点以下2桁。.5 は0から離れる方向です。

2 ROUNDUP(数値, 桁数)
必須

常に切り上げ(0から離れる方向)です。12.1 を桁数0にすると 13。数量や料金を少なめに出したくないときに使います。

3 ROUNDDOWN(数値, 桁数)
必須

常に切り捨て(0に向かう方向)です。12.9 を桁数0にすると 12。小数を落として四捨五入したくないときに使います。

ROUND の基本例題:整数への四捨五入

単価を小数点以下0桁に四捨五入する例です。

単価ROUND(…, 0)
12.613
12.412
99.7100
=ROUND(A2, 0)

ROUND(A2, 0) は 12.6 に対して 13、12.4 に対して 12 を返します。第2引数を 2 にすると小数点以下2桁です。

ROUNDUP の例題:常に切り上げ

ROUNDUP は常に0から離れる方向(切り上げ)です。数量や料金を少なめに出したくないときに使います。

値ROUNDUP(…, 0)
12.113
12.012
-12.1-13

整数へ切り上げ

=ROUNDUP(A2, 0)

ROUNDDOWN の例題:常に切り捨て(小数点以下)

ROUNDDOWN は常に0に向かいます。正の数では小数点以下の切り捨てに見え、負の数でも0方向です。

値ROUNDDOWN(…, 0)
12.912
12.112
-12.9-12

整数へ切り捨て

=ROUNDDOWN(A2, 0)

四捨五入・切り捨てでつまずきやすい4つの落とし穴

1. ROUND と ROUNDUP / ROUNDDOWN は別物

12.4 なら ROUND と ROUNDDOWN は 12、ROUNDUP は 13 です。「丸める」だけで選ばず、業務ルールに合う関数を使ってください。

2. 桁数は負の数にもできる

ROUND(1234, -2) は 1200——百の位への四捨五入です。負の桁数は小数点より左を指します。

3. 表示形式だけでは丸まらない

セルの表示桁を減らしても、保存されている値は変わりません。本当に丸めるには ROUND などを使います(または値のみ貼り付け)。

4. 銀行家丸めと Excel の ROUND

Excel の ROUND は .5 を0から離す方向です。別のシステムでは銀行家丸めのことがあります。Excel と同じ結果が欲しければ ROUND を使ってください。

Excel と Google スプレッドシート

Microsoft Excel (365 / Desktop)

デスクトップ版 Excel と Microsoft 365 で ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN が使えます。日本語版では四捨五入/切り上げ/切り捨てとして案内されることが多いです。

Google スプレッドシート

Google スプレッドシートも同じ関数名・引数順です。よくある四捨五入の結果は Excel の ROUND と一致します。

このページの ROUND 練習問題

練習:単価を四捨五入して整数にする

下のロックされたシートに数式を入力し、各単価を小数点以下0桁に四捨五入してください。13 を直書きすると次のケースで失敗します。

練習問題のページを開く
問題文
ヒント 0/4
模範解答 1
–
テストケース
1
2
3
リセット
提出
fx
A
B
C
D
E
F
G
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
インタラクティブなスプレッドシートを読み込み中...
セルと数式の計算エンジンを準備しています
○ 準備完了 ハイライトされたセルに数式を入力し、「提出」を押してください。

ROUND の練習問題

ROUND で単価列を整数に四捨五入します。数式は A2 に合わせて変化させてください。

よくある質問

Excel で四捨五入するには?

=ROUND(A2, 0) で整数、=ROUND(A2, 2) で小数点以下2桁です。第2引数が桁数です。

ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN の違いは?

ROUND は四捨五入、ROUNDUP は常に切り上げ、ROUNDDOWN は常に切り捨てです。

切り上げするには?

=ROUNDUP(A2, 0)(または別の桁数)です。小数があれば0から離れる方向に進みます。

小数点以下を切り捨てるには?

=ROUNDDOWN(A2, 0) です。正の数なら =INT(A2) も使えますが、ROUNDDOWN は負の数でも0方向です。

表示形式を変えると丸まりますか?

いいえ。表示だけの変更です。値そのものを丸めるには ROUND などを使います。

百の位に四捨五入できますか?

できます。負の桁数:=ROUND(A2, -2) で最も近い百になります。

Google スプレッドシートでも使えますか?

使えます。関数名と引数の順は同じです。

ROUND と INT のどちらを使うべき?

INT は負の数で −∞ 方向、ROUNDDOWN は常に0方向、ROUND は四捨五入です。ルールに合わせて選んでください。